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はじめに
5年ほど使っているiPad Airを買い換えようと考えているのだが、タブレットの用途を振り返った時に本当にiPadが必要なのか考えた。そこでもっと安価で必要最小限のスペックを持つタブレットはないかを探し始め、たどり着いたのがXiaomiのタブレットだ。Xiaomi (シャオミ)は中国のスマホメーカでありタブレットのメーカでもある。
筆者はまだiPadから買い替えていないが、この記事を書くことで筆者自身がどの製品を買うかを決めるための材料にしようと考えている。これを読んでいる方々も同じようにタブレットの買い替え先としてシャミオを検討しているのであれば、ぜひこの記事を参考にしていただき筆者と共に買い悩んでほしい。
製品一覧を比較
ざっとシャミオのタブレット5製品のスペックをまとめてみた。並びは左から発売日が古い順となっている。また、その製品の強みとなる部分は赤文字で記載している。
Xiaomi Pad 6 | Redmi Pad SE | Redmi Pad Pro | POCO Pad | Redmi Pad SE 8.7 | |
発売日 | 2023年 7月27日 | 2023年 9月27日 | 2024年 6月 7日 | 2024年 6月 24日 | 2024年 8月22日 |
OS | MIUI 14 for Pad (Android 13ベース) | MIUI 14 for Pad (Android 13ベース) | Android 14(Xiaomi HyperOS) |
Xiaomi HyperOS(Androidベース)
|
Android 14(Xiaomi HyperOS) |
画面サイズ | 11 インチ | 11 インチ | 12.1 インチ | 12.1 インチ | 8.7 インチ |
重さ | 490 g | 478 g | 571 g | 571g | 373 g |
CPU | Snapdragon 870 | Snapdragon 680 4G | Snapdragon 7s Gen 2 | Snapdragon 7s Gen 2 | MediaTek Helio G85 |
メモリ+容量 | 6 GB + 128 GB 8 GB + 256 GB |
4GB + 128GB 6GB + 128GB |
6GB + 128GB | 8GB+256GB | 4GB + 64GB 4GB + 128GB 6GB + 128GB |
カメラ | 背面:1300 万画素 前面:800 万画素 |
背面:800 万画素 前面:500 万画素 |
背面:800 万画素 前面:800 万画素 |
背面:800 万画素 前面:800 万画素 |
背面:800 万画素 前面:500 万画素 |
値段 (価格.com最安値) |
52,800円 | 27,091円 | 35,980円 | 44,737円 | 20,350円 |
最大リフレッシュレート | 144Hz | 90Hz | 120Hz | 120Hz | 90Hz |
バッテリー | 8840mAh | 8000mAh | 10000mAh | 10000mAh | 6650mAh |
通信方式 | Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 |
Wi-Fi 2.4GHz/5GHz Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 |
Wi-Fi 6 Bluetooth 5.2 |
Wi-Fi 5 Bluetooth 5.3 |
本体カード スロット |
○ | ○ | ○ | ||
イヤホン端子 | ○ | ○ | ○ | ○ |
製品を比較した結果はどうだろうか?筆者の勝手な印象ではあるが、Apple製品と比較すると以下のような紐付けができると考えている。
- Redmi Pad SE 8.7 <=> iPad mini
- Redmi Pad SE <=> iPad (廉価版)
- Redmi Pad Pro/ POCO Pad <=> iPad Air
- Xiaomi Pad 6 <=> iPad Air もしくは iPad Pro
※なお、最上位モデルとして「Xiaomi Pad 6s Pro 12.4」もあるが、今回は筆者の購入候補対象から外れているため、比較は行っていない。悪しからず。
CPUをApple製品と比較
CPU のところでSnapdragonやMediaTekのチップを記載していたが、スペックの優劣が分かりにくかったため、<>記号を使ってAppleのチップと比較をしてみた。結果、以下のような関係となった。(CPUの性能評価についてはサイトによって異なるため、あくまで参考情報と考えていただきたい。)
Snapdragon 870 > A12 Bionic > Snapdragon 7s Gen 2 > A11 Bionic > Snapdragon 680 > A10 Fusion > MediaTek Helio G85 > A9
ちなみに、A12 BionicやA10 Fusionは以下タブレットで使われていた。最新版のiPadと比べると少し世代は古くなるが、筆者は現在iPad Air 第3世代を使っており、ストレス・不自由なく使えている。Xiaomiのタブレット価格を考えれば、結構コスパがいいのではないかと筆者は考えている。
A12 Bionic | iPad 第8世代 iPad Air 第3世代 iPad mini 第5世代 |
A10 Fusion | iPad 第7世代 |
Redmi Pad SE 8.7
「Redmi Pad SE 8.7」は、手頃な価格で高機能な8.7型タブレット。Wi-Fiと4Gモデルがあり、MediaTek Helio G85プロセッサー、最大90Hzのリフレッシュレート、6650mAhバッテリーを搭載。373gなので、iPad mini(293g)と比べると少し重たいが、それでも十分軽量と思われる。
iPad miniのような片手サイズのタブレットを買いたいけど、安く手に入れたい人にとってはおすすめのタブレット。
Redmi Pad SE
「Redmi Pad SE」は11型フルHD+ディスプレイを備えたエントリーモデル。Snapdragon 680 4Gプロセッサー、8000mAhバッテリー、Dolby Atmos対応スピーカーを搭載。Appleで言うところの、iPad無印の位置付けと思われる。
片手サイズのタブレットよりは大きい画面が欲しい、でも値段は抑えたい。そういうユーザにはおすすめのタブレット。
Redmi Pad Pro/ POCO Pad
まず「Redmi Pad Pro」と「POCO Pad」はほぼ同じと思ってもいいだろう。「Redmi Pad Pro」は家電製品店で販売されているモデルであり、「POCO Pad」はオンラインストアで購入可能なモデルとなっている。
両モデルは、12.1型2.5K解像度の大画面タブレット。120HzリフレッシュレートやDolby Vision、高音質スピーカーを搭載し、動画や読書に最適。Snapdragon 7s Gen 2、10000mAhバッテリー搭載で、33W急速充電対応。両モデル間の唯一の明らかな違いとして、選択可能な「メモリ+容量」が挙げられるので、自身にあったモデルを選択いただきたい。
安くタブレットを手に入れたいがそれなりの画面サイズとスペックは欲しいと思っている方、動画視聴・読書・Webブラウジングをメインで楽しみたい方におすすめ。
Xiaomi Pad 6
「Xiaomi Pad 6」は、Snapdragon 870プロセッサーと144Hzリフレッシュレートの11型高解像度ディスプレイを搭載したハイエンドタブレット。Redmi Pad Pro/ POCO Padのスペックと同等かそれ以上でありながら、490gと軽量で薄型のモデルとなっている。できるだけ価格を抑えたいがにそれなりのスペックを求める方におすすめ。また、純正のアクセサリとしてキーボード付きカバーも用意されているため、動画視聴や読書に加えて執筆等の作業を多少したい方におすすめ。
まとめ
筆者のタブレット用途は読書や動画視聴、Webブラウジングがメインとなる。そのためRedmi Pad SE、Redmi Pad Pro/ POCO Padのいずれかになると考えている。あとは価格差とちょっとしたスペックの違いを基に、最終的にどれを購入するか判断をしていく。
近々購入レビューの記事も書こうと思うので、興味のある方はぜひご覧いただきたい。